アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書) を読んでみた

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えの著者、岸見一郎氏が1999年に出版した本です。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えは2013年に出版されています。

 

14年の年月をかけて文章が進化したのでしょう。

正直いって、読みにくかったです。

 

先日読んだ、アドラーおばあちゃんのほうが具体例も理解しやすく、初心者の入門書としてはいいのかもしれません。

 

入門書なので、簡潔にかかれている。私がまったくの初心者なので理解が追い付かない。という感じ。入門書としてはハードルが高いと感じました。

心理学を勉強している人が入門書として読むのに最適化されているのかもしれません。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え というタイトルの本が有名になりすぎていて、嫌われても大丈夫。一人でも大丈夫。という心理学だと勝手に思い込んでいたのですが、人間関係についての心理学でした。

 

上下関係はなく、横の関係が大事。まったくその通りだと思います。

日本の縦社会は有害であると感じました。

 

この本の中で一番印象に残ったのは、 二匹のカエルの話 です。

元ネタはイソップ寓話のようです。

 

アドラー心理学は、とても為になるけれど、とても耳の痛いお話です。